2019年 05月 10日
平成を振り返って他…
平成元年1989年この年はいろいろなことがありました。
その当時バブルが絶頂期で日経平均も38915円をつけた年
ちょうど日本シリーズで巨人対近鉄が行われていたとき
突然国税庁?警察?の方が弊社に乗り込んできました。
(弊社には,裏社会とつながりのあるとうわさされている外交員のかたが多くいた。)
ので対象はそちらかなぁと思っていたら
いきなり監査室に私が呼ばれました。
事件
以前勤めていた証券会社時代の友人に頼まれて株券を担保に弊社に信用取引の口座を開設しました。
当初は,信用取引できるぎりぎりの担保でしたが日がたつにつれその額が急激に増えていき
最終的に20億円近くになり手数料も稼がせていただきましたが…
友人は最初は相手の素性も明かしませんでしたが,しばらくすると
その方は,ある会社の財務担当の役員で金庫にある株券を担保に証券投資をしていると…
それ犯罪ジャン!!ビックリ
結局それがばれて私が共犯者扱い
(バレルまでその友人はいろいろいいことをしていたみたいです。)
私は,手数料にインセンティブだけ
約1か月間自宅と監査室の往復ですべての取引状況を調べられました。
私のお客さんにも総会屋,仕手筋と取引を知られたくないお客様がいたのでヒヤヒヤでした。
(他のお客様に関しては何もありませんでした)
これが平成元年の出来事です。
平成とは一言でいうのならバブルの後始末の30年
バブルの処理が最終的に終わったのが2012年?
この平成の経済事件を表した本があります。
第1章に書かれている尾上縫と日本興業銀行の事件
bank of bankと言われて日本興業銀行が料亭の一女将に2500億円近く貸し付けたのか…
平成を振り返る一冊として読みたいと思います。
(フェルミ推定)
今の時代,ニュース・新聞等でIoTとかMaaSとかブロックチェーンとかAIとか
昭和生まれの人間には理解できない言葉が氾濫しています。
いまでは住宅ローンの申し込みにAIを使って数十秒で判断が出る時代です。
人間味はどうなってしまうのか人の努力等数字では表せない力を機械はどう判断していくのでしょう
今企業はどんな人材を求めているのか?一流企業の入社試験で出出されるのが
例えば中国市場の紙おむつの市場規模は?とかボーイング747にゴルフボールは何個入るとか
こんな本があります。
by deep3141
| 2019-05-10 14:42
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